スペイン語を勉強して、その後をどうするのか、どのように活かしていくのか。
以下にどのような仕事があるのか代表的な種類を挙げます。
具体的にどんな仕事がしたいのかのイメージを持っていると、
スペイン語の勉強や就活の取り組み方も変わってきます。
<種類>
- 旅行業
- 貿易
- 海外営業
- 現地駐在員
- 通訳
- まとめ
旅行業
旅行費用の見積りや旅行日程の作成、旅行に関する情報の提供、
ホテルや目的地までの交通手段の手配、観光地でのアテンドなど業務内容は多岐にわたります。
スペイン語圏の現地駐在員として日本人観光客のサポートをしたり、
国内でスペイン語圏から来た観光客のサポートを行います。
最近は日本に来る海外からの旅行者をアテンドするインバウンドの仕事も増えてきています。
知らない異国の地で母国の言葉を使ってコミュニケーションをとれることは
旅行者の安心につながります。
貿易
海外からモノを輸入、または海外へ輸出する際の手続きをする仕事です。
輸出入の通関手配や書類作成、税関とのやり取り、運送手配など、
旅行業同様に業務内容は多岐にわたります。
INVOICE等の書類は英語やスペイン語で書かれているので、
読めて内容も理解できているとより仕事を円滑に進めることができます。
海外営業
海外または国内を拠点として、
既存の取引先との商談や市場開拓、新規顧客の獲得をする仕事です。
その国の文化や市場の特徴などを熟知することも重要ですが、
自社商品の説明や契約の条件について話をしますし、
一緒に食事をする機会があれば雑談もするので、語学に堪能であることが求められます。
また、ビジネスメールのやり取りもするので、一般常識 + ビジネスマンとしての知識も必要になってきます。
現地駐在員
企業が海外に進出する際に、その国に常駐し現地のビジネスを担当します。
現地の社員や顧客とコミュニケーションをとり、
ビジネス交渉、現地法人の運営などを行います。
異文化コミュニケーション能力やビジネスマナー、語学力が求められ、
長期間にわたって現地に滞在するための適応力も必要になります。
通訳
会議や商談等で話し手と聞き手の間に入り円滑に会話が進められるようにします。
通訳者は主に以下の能力が必要です。
高度な語学力
少なくとも2つの言語を流暢に話し、書くことができる必要があり、その業界の専門知識や用語なども理解している必要があります。
瞬時に翻訳する能力
話し言葉をリアルタイムで翻訳するため、瞬時に翻訳する能力が必要です。
コミュニケーション能力
話し手と聞き手の双方とコミュニケーションをとるため、
円滑に会話が進むためのちょっとした日常会話などのコミュニケーション能力が必要です。
専門知識
さまざまな分野の会議や商談、交渉などで通訳を行うため、
専門知識を持っていることが望ましいです。
情報処理能力
通訳は会話の流れも見ながら、短時間で大量の情報を処理し、
その状況に合った言い回しも必要です。
まとめ
どのような仕事であっても、先ずは仕事の流れとその業界について勉強していく必要があります。
専門用語や知識は実際にその分野で働き出してから徐々に覚えていきますが、
大事なのは実は取引先などと一緒に食事をしながら話す雑談だったりします。
日常会話の引き出しを増やしておくことと、
日本の事(政治、暮らし等)についても改めて勉強しておくといいでしょう。
冒頭にも書きましたが、
どんな仕事がしたいのか、先ずは具体的なイメージを持つことが非常に大事です。